ドキドキするとき無敵でしょ

映画とプログラミングの話

Scheme手習いを1周したので感想

前文

最近「スタバとかマックに一人で入るの怖い」と言ったところ「そんな人は髪をピンクに染めたりしない」とツッコミを入れられた、Gunziです。
今回は Scheme手習い という本を実際に手を動かしながらやったのでそれの感想を書いていく。

どんな本?

とりあえず amazon のリンク
Scheme手習い
内容は商品説明の通りなのでそちらを参照すること。
本書は「この本は2回以下で読み切ろうとしないこと」と書いてあることで有名である。

なぜ読もうと思ったのか

バイト先の Lisper の机にこの本の続編である Scheme修行 という本があり、どんな本か聞いたところ面白そうだったので買ってみた。
それに再帰についてほとんど知っていることがなかったので、再帰についての勉強にもちょうど良さそうであると思ったし
訳者まえがきに「本書の後半部分では、計算理論に関することがさりげなく記述されている部分もあり、理論の香りも感じさせることができるようになっている。」
と記載もあったので学習と興味を得るのにも良さそうであると感じた。

環境について

VimGauche で進めた。
Lisper の人からは「Emacs でやれや!」と言われたが Vim でやりたかったので Vim でやった。
github.com

感想

後半になるとどんどん難しくなっていった。しかし、それほどインフレすることもなかったので難易度的にはちょうど良いのかな、とも感じた。
ただし、理論的な部分はやはり難しかった。ココらへんはまだ勉強しないと理解は難しいかなぁという印象。
興味を持つキッカケを多く得られたので、一読してよかった。 4,5章まで再帰なんもわからんだったが、5章が終わる頃には再帰わかる〜〜〜になってきた。
集合を題材にしたのとかもあったりで面白かった。
個人的には今のプログラミングでよく聞くような要素があったりで Lisp ってすげえなみたいな気持ちになった。

反省点としては200ページだしそんなにコード書かないかな、と思っていたらかなり書くことになり、 6章まで章分けしていなかったのでめちゃくちゃコードが雑多になってしまってわりとしんどくなった。
あと () の書き忘れみたいなのが結構多くて、例が動かないということに何度も遭遇した。
2周目は細かい章分けとか便利なプラグインについてまとめたい。

1周やるとコンピュータに対するモチベーションが上がる良書だった。
この調子で2周目以降もやっていきたい。

次何やろうかが悩みどころ。ミドルウェア周りも興味あるし、カーネルモジュールもやってみたい。
とりあえず面白そうな課題探します。
Lisp はいいぞ。